バルセロナ×アーセナル (UEFA チャンピオンズリーグ 決勝) [UEFA CL]
決勝の地はフランス・サンドニにあるスタッド・ドゥ・フランス。
1998年のワールドカップ決勝戦が行われたスタジアムです。
アップになった優勝トロフィー(通称・ビッグイヤー)のボディには
歴代のチャンピオンチームの名前が刻まれていて歴史を感じる。
今年で誕生して50周年を迎えたUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦。
オープニングセレモニーではセンターサークルをBIRTHDAYケーキに見立て
蝋燭をモチーフにした花火がまばゆく光る。
フランツ・ベッケンバウアー、ヨハン・クライフの巨大タペストリーが
浮かんだ後、最後にバルセロナとアーセナルのチームロゴが
描かれたタペストリーが現れ両チーム選手入場!
今シーズン最後の「チャンピオンズリーグ・アンセム」が鳴り響く。
バルセロナのスタメン
GK=ビクトル・バルデス
DF=オレゲル、マルケス、プジョル(C)、ファンブロンクホルスト
MF=ファンボメル、エジミウソン、デコ
FW=ジュリ、エトー、ロナウジーニョ
アーセナルのスタメン
GK=レーマン
DF=エブエ、トゥレ、キャンベル、A・コール
MF=ピレス、ジウベルト、セスク、フレブ
FW=アンリ(C)、ユンクベリ
前半
開始3分を過ぎたところでアンリが2本のシュートを放つも
ビクトル・バルデスが好セーブで阻む。
バルサはジュリのシュートで反撃の狼煙を上げる。
ロナウジーニョにボールが来ると2~3人でプレスを掛ける
アーセナルを見てるととても激しく削って荒々しく行ってるとは
思えないくらい要所での冷静さに驚く。
ユングベリがロナウジーニョのマンマークに借り出され
バルサペースと思っていた矢先、カウンターから
ロナウジーニョのスルーパスがエトーに通りキーパーと1対1に。
飛び出したレーマンがエトーを倒しレッドカードで退場。
フィールドプレーヤーからピレスを下げて
キーパーのアルムニアを投入する。
しかし、FKは外れ得点には至らず。20分
当たりの度合いが激しさを増し
アンリを後ろから深く削るマルケスや
エジミウソンが空中戦の着地で
腰を強打して倒れこむ場面も。
デコのスルーパスがジュリに通りゴールかと思わせるも
A・コールがPKスレスレのスライディングでクリアする。
1人多いバルサが優勢に。空いたスペースめがけて
鋭いスルーパスがどんどん炸裂する。
エトーがスペース確保で囮になったのが効果的。
37分。FKを得たアーセナルはアンリのFKに
キャンベルが頭でズドン!とゴールに突き刺して先制。
4年前の神戸ウイングスタジアムでベッカムのCKに
頭でズドン!が脳裏に浮かぶ。
バルセロナ 0-1 アーセナル
リードを許し猛攻をかけるバルサ。アーセナルも
カウンターで応戦するも、ロスタイムになると防戦一方に。
47分のエトーのシュートはアルムニアに当たりポスト直撃
その後のアンリの独走カウンターからのシュートは枠を外れ
4分のロスタイムをこなして前半終了。
バルセロナ 0-1 アーセナル
HALF TIME SHOW
うじきさん、貴方はミニアンプつけた黄色いヘルメット被って
ウルトラスのど真ん中で見るべきだw>m9(゚Д゚)
(意味が分からない人は「子供ばんど」でググって下さい…w)
後半
バルサはエジミウソンを下げてイニエスタを投入する。
やはり、前半に痛めた腰の強打の影響か?
当然の事ながらビハインドを背負ってるバルサが攻め立てる。
アーセナルはカウンターで反撃するも、ボールを失ったアンリが
スライディングで止めたところでイエローカードが出される。5分
降りだした雨の影響で予想以上にスライディングが深く入る。
ゴール前で倒されたロナウジーニョの時もこんな感じ。
しかしFKは壁に当たり跳ね返りのシュートは
エトーに当たってノーゴール。
15分。ファンボメルとラーションの交代(バルサ)
バルサの華麗なダイレクトパスショーで
アーセナル陣内を脅かす。アーセナルはそのミスを
カウンターに繋げるが双方、決定打は見出せず20分経過。
ユングベリの執拗なカウンターに耐え切れず
オレゲルにイエローカードが出される。
その後数本のスルーパスでチャンスを演出するアーセナル。
オレゲルを下げ、ベレッチを入れて3人交代終了。
CKを獲得したところで、ここまでCL全試合に出ていた
セスクを下げフラミニを投入するアーセナル。
CKを待つアンリに疲労の色が見える。
30分。バルサはダイレクトパスを繋ぎラーションが
はたいたボールに反応したエトーがキーパーの
裏をかきボールを流し込んで同点。
バルセロナ 1-1 アーセナル
止まらないバルサは再び猛攻を仕掛け
ラーションが折り返したところを走りこんできた
ベレッチがキーパーにぶつけながらも
ゴールに叩きこんで逆転。36分
バルセロナ 2-1 アーセナル
スペインのチームらしく「闘牛士」のような
華麗なパス回しでアーセナルを翻弄する。
堪らずに止めたファールに無情のイエローカード。
フレブを下げてレジェスを入れ最後の勝負に。
焦りと苛立ちを隠せないアーセナルを尻目に
バルサは有効に時間を使って行く。
ロスタイム3分が刻々と流れタイムアップ!
バルセロナ 2-1 アーセナル
レーマンの退場で10人になったアーセナルが
先制点を獲得しましたが、バルサの猛攻を
食い止めるには余りにも時間が多すぎた気がします。
どんな状況になっても打破する力を持っている
バルセロナを見て改めて「世界」の凄さを痛感しました。
一つ言える事は…
「やっぱりサッカーは素晴らしい!」
SEE YOU NEXT SEASON…
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