ミラン×インテル（05-06 34節） [AC MILAN（ミラン）]
直前まで「アルベルティーニ引退試合」を堪能し
往年の名選手達の「夢の共演」に酔っていましたが
0：55にスカパーのチューナーが183chに切り替わると
気分は一転、熾烈な戦いの場へ。
会場はスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ（ミラノ）
CL敗退の抗議を込めてインテリスタが
応援をボイコットでスタジアムの一部に空席が。
VIP席には総裁選敗北のベルルスコーニ首相
（ミラン・オーナー）の姿も。
－ミランのスタメン－
GK=ジーダ
DF=カフー、ネスタ、カラーゼ、マルディーニ
MF=ガットゥーゾ、ピルロ、カカ、セードルフ
FW=シェフチェンコ、ジラルディーノ
－インテルのスタメン－
GK=ジュリオ・セーザル
DF=サネッティ、コルドバ、ミハイロビッチ、ブルディッソ
MF=フィーゴ、ザネッティ、カンビアッソ、ピサーロ、スタンコビッチ
FW=アドリアーノ
－前半－
カフーがスタンコビッチを削って与えたFKから
インテルが攻勢に。アドリアーノの奮闘で
CKを得るもゴールにはならず。
5分を過ぎるとミランペースになる。
10分に足を負傷したミハイロビッチと
マテラッツィが交代。
15分。カフーがブルディッソとのマッチアップに勝ち
中央にクロスを入れるもジラルディーノのヘッドは
枠を外れゴールキックに。
スタンコビッチのシュートをジーダがファンブル
CKになるもカンビアッソのヘッドは外れる。17分
20分を過ぎると再びミランペース。
シェフチェンコがオフサイドに掛かったり
ピルロからのCKも最後に詰めを欠く。25分経過
カフーにイエローカードが提示されると
ネスタとスタンコビッチがやりあったり
試合が激しくなっていく。
37分にシェフチェンコが倒されて得たFKも
カカが蹴ったボールは誰にも触れずにラインを割る。
40分過ぎからミランの縦横無尽のパス回しで
しきりにインテルゴールを襲っていく
インテルの必死の防御でボールを跳ね返し
双方得点が無いまま前半終了。
ミラン 0－0 インテル
－後半－
静かな立ち上がりの中でも最後の「鍵」は
しっかり掛けて隙を与えない両雄。
7分にマテラッツイがカフーの足を引っ掛け
イエローカードが出される。
10分。センタリングがフリーだったセードルフの足元へ。
シュートを放つも足がすべりヒットせずボールは
ジュリオ・セーザルに弾き出される。
14分。左サイドを駆け上がったスタンコビッチの
上げたクロスにフィーゴが頭で合わせるも
ボールは僅かに枠を逸れて得点にはならず。
17分。カンビアッソにアフターチャージした
ピルロにイエローカードが出される。
ピルロは次節、累積警告で出場停止。
20分。ピルロのロングボールをシェフチェンコがヘッド
コルドバが跳ね返したボールをカカがシュートも
ジュリオ・セーザルが寸前でセーブ。
25分。ピルロが蹴ったFKが壁に跳ね返り
逆サイドにいたセードルフにパス。
ゴール前に放り込まれたボールは
前線に残っていたカラーゼが胸でワントラップ
そして左足を振り抜きミランが先制！
ミラン 1－0 インテル
荒れた？マテラッツィがジラルディーノの
顔面にエルボー（判定は肩）炸裂。
ミランはカフーとコスタクルタを交代させる。27分
発炎筒の煙が立ちこめ試合は混沌としてくる
ザネッティとマルティンスの交代で
攻めに出るインテル。30分
同じ時間帯にジラルディーノにイエローカード
積極的に攻めてくるインテル。
カンビアッソのシュートが外れたところで
ピルロを下げフォーゲル投入（ミラン）32分
ピルロを下げたところで守り重視になったのか？
シェフチェンコを下げ、ルイ・コスタ投入で
実質1TOPになったミラン。35分
かみ合わないインテルはピサーロを下げ
ソラーリを投入するも直後に
スタンコビッチが足を痛め「弱り目に祟り目」
42分。スタンコビッチが放り込んだボールに
飛び出したジーダがアドリアーノと接触し
ゴールは無人に。しかしカンビアッソのヘッドが
枠を捕らえられず胸を撫で下ろす。
ブルディッソ、セードルフにイエローカード
45分。インテルのCKをジーダがファンブル…
失点にはならなかったが2回連続の
目測謝りにバルサ戦への不安が生じる…
ロスタイムは4分。パワープレー多用で
ジーダのミスも計算に入れてくるインテル
ミランは必死に防御を完遂し
インテル陣内でボールをキープしタイムアップ！
ミラン 1－0 インテル
お互いショット・オン・ゴールが4本ずつながら
ワンチャンスをものにしたミランが勝利。
火曜のCL・バルサ戦を意識したのか
ペース配分に苦慮した感じでした。
しかし、今のインテルに覇気が見られないのにも
救われた感があります。空港でサポーターに襲われ
応援をボイコットされ「ダービー」なのに
完全にミランホームの雰囲気での孤軍奮闘でした。
ここにチーム内の不協和音が加わった状態で
勝利をもぎ取るには苦しいと思います。
ミランは次のバルサ戦を万全の状態で
望んで欲しいと思います。ダービー勝利で
ホーム不敗神話も継続され、いい雰囲気ですし
リーグ次節出場停止になったピルロが大車輪の活躍を
してくれればホームアドバンテージを最大限に
生かせると期待します！
FORZA!!!MILAN!!!
こんにちは！
結構ミランサイドは半分流し試合だった気もしますが、
それでも勝てないインテルは、やっぱりおかしかったですよね……。
色んなプレッシャーやストレスでインテルの選手達は大変そうですね。
やっぱりCLバルサ戦の話しになってしまいますが、メッシ、ラーションがアウトらしいですね。火曜日はホームですし、バッジオさんの言う次節リーグ戦出停のピルロがゲームメイクをパーフェクトにしてくれることを願ってます。
by himajing (2006-04-15 20:29)
こんばんは。
本当にインテルは様子がおかしかったですね…
毎年恒例の「逆噴射」って言ってしまえばそれまでなんですが…
そして、いよいよバルサ戦ですね。
メッシ、ラーションにデコも出場停止なので
取れるうちにしっかり取ってほしいですね。
次節、休養が確約されているピルロには是非頑張って欲しいです。
by バッジオ (2006-04-17 22:12)