リヨン×ミラン (CL・BEST8・1st leg) [AC MILAN(ミラン)]
会場はリヨンのホーム、スタッド・ジェルダン。
1998年のフランスW杯で日本とジャマイカが戦ったところ
4000枚の当日券に20万人が殺到すると言う異常事態。
-リヨンのスタメン-
GK=クペ
DF=クレルク、クリス、カサーパ(C)、アビダル
MF=ティアゴ、ディアーラ、ペドレッティ
FW=ヴィルトール、カリュー、マルダ
-ミランのスタメン-
GK=ジーダ
DF=コスタクルタ(C)、ネスタ、カラーゼ、セルジーニョ
MF=ガットゥーゾ、ピルロ、カカ、セードルフ
FW=ジラルディーノ、シェフチェンコ
-前半-
お互い様子見かと思いきや展開は激しい。
6分のシェフチェンコのシュートの跳ね返りを
拾いに向かったガットゥーゾとカサーパが衝突。
ゴール前をしっかり固めるリヨンに対し
お得意のパスワークで攻略を試みるミラン。
10分経過で支配率は42%-58%でミラン。
11分のカカのシュートは右に逸れ
12分のシェフチェンコのシュートはクペに弾かれる。
20分が過ぎるとリヨンが前がかりになって攻撃開始。
波状攻撃でミランゴールを脅かす。
25分のペドレッティのフリーキックが誰にも触れずに
あわやゴールインになるところをジーダが左手でかき出す。
防戦一方になったミラン。時折、反撃に転じるも
リヨンディフェンスにあっさり引っかかりチャンスを潰す。
リヨンの縦横無尽のパスワークに惑わされたまま35分経過。
リヨン優勢ながら自らチャンスを潰し、ミランにも反撃の機会が
しかし、ミランも最後の詰めに欠く。
44分にシェフチェンコが左足を振りぬくもクペに弾かれ
カウンターから作ったカリューのヘディングをジーダがセーブ。
ロスタイム1分を消化して前半終了。
リヨン 0-0 ミラン
-後半-
立ち上がりからエンジン全開で攻めるリヨン。
開始1分も経たずにフィニッシュまで到達すると
その迫力に圧されたのか2度もバックパスを
かっさらわれてピンチを招くミラン。
ペナルティエリアの中でボールを奪われ
幾度のクリアもボールはリヨンへ。
最後のシュートをセルジーニョの体でブロック
ピンチを凌いで10分経過。
リヨンの高い位置からのプレスで窮屈な攻めに
ならざるを得なくなったミランは苦し紛れの
ファールを犯したコスタクルタにイエローカード。
業を煮やしたアンチェロッティ・ミラン監督は
ジラルディーノ→インザーギ
コスタクルタ→マルディーニと選手交代。
リヨンはカリュー→フレッジの交代。17分
それでも流れはリヨンペースで試合が続き
ペドレッティをクレマンに代え勢いをつけていく23分
ミランがジワリジワリ攻めた結果コーナーキックを
獲得するもセードルフのキックはあっさりとクペがキャッチ。
30分経過。
ボールの支配権は取り戻したものの
ゴールを固めるリヨンにボールを回させられてる感じ
疲れからか単純なパスミスでピンチを招く。
ピルロに代えてフォーゲル投入。40分
攻撃の要ピルロを下げた事により「守り」に特化したミラン
ボールを奪っても攻撃のスピードを上げずじっくりとパス回し。
リヨンの猛攻を必死のディフェンスで食い止める。
ロスタイム残り10秒でディアゴがカカのユニフォームを
引っ張りイエローカード。ディアゴは次節出場停止。
そしてタイムアップ。
リヨン 0-0 ミラン
過去チャンピオンズリーグでスコアレスドローが無かった
リヨンを満身創痍ながら完封したのは見事。
パス、連携に多くのミスが見られミランらしからぬ
ゲームでしたが、リヨンの拙攻にも助けられた感があります。
次節(4月4日)はミランのホームゲームなので
ホームアドバンテージを最大に生かして勝利して欲しいです。
FORZA!!!Milan!!!
確かにパスミス多かったですね。
ミランはリヨンのプレスからではなく、自分達のパス回しを早く早くしようとして、冷静さを欠いていたように見えました。しかし無失点に抑えたのは、やはり今季のミラン的には上々の出来でしたね。ホームではまた大量得点で勝利してくれることを願ってます。
by himajing (2006-03-31 16:26)
こんばんは。
自分たちでパスを早く回そうとして焦ったって感じですか。
そういう見方も出来ますね。僕はリヨンディフェンスにせっつかれて
焦って球離れを早くしたってイメージが強かったので。
ホームでは絶対に勝って欲しいですね。
1-1のドローだとアウェイゴールで敗退なので。
by バッジオ (2006-04-01 00:12)