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インテル×ユベントス (イタリア・ダービー) [セリエA(SerieA)]

 

過去に1度もセリエBに降格したことがなく
しかも、現在2位と首位の対決なので
正真正銘の「イタリア・ダービー」


会場はインテルのホーム「スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ」
国民の関心はユベントスの本拠地「トリノ」の五輪ですが
会場はそれでもほぼ満席。不気味ともいえるほどの
静寂さで試合開始を待つ両雄と観客。



-インテルのスタメン-
GK=ジュリオ・セーザル
DF=サネッティ、コルドバ、サムエル、プルディッソ
MF=フィーゴ、ベロン、カンビアッソ、スタンコヴィッチ
FW=アドリアーノ、マルティンス


-ユベントスのスタメン-
GK=ブッフォン
DF=バルザレッティ、テュラム、カンナバーロ、キエッリーニ
MF=カモラネージ、エメルソン、ヴィエラ、ネドベド
FW=トレゼゲ、イブラヒモヴィッチ



-前半-


試合が始まると静寂が一気に破られ激しい試合に
ユーベ、インテル共にコーナキックを1本ずつ獲得。
これはゴールにはならないも激しい展開は変わらず。


10分を過ぎたあたりからユベントスが優勢に。
イブラヒモヴィッチのヘディングシュートや
エメルソンのロングシュートがジュリオ・セーザルの
好セーブに阻まれる場面も。


15分を過ぎると今度はインテルが攻勢。
アドリアーノがリフティングを思わせるトラップで
キープしてから作ったチャンスに
右サイドからのクロスがブッフォンの好セーブで
ユベントスが救われる場面も。


双方のチャンスをピックアップして書きましたが
実際は激しく攻守が入れ替わる状態。
ボールの無いところでのやりあいも目立つ。


一瞬の隙が命取りになるのを象徴した
インテルの攻撃からマルティンスのシュートが
ブッフォンの正面に飛んだところで25分経過。


28分。サネッティのクリアしたボールに手を出した
イブラヒモヴィッチにイエローカードが提示される。


トレゼゲ、イブラヒモヴィッチが作ったチャンスに
飛び出したカモラネージがラボーナを見せるも
ボールはゴールラインを割る。30分
そのプレーの際ベロンが足をくじいてピッチの外へ
3分ほどの休憩でピッチに戻るも状態は悪い。


結局、ベロンはピッチに座り込んでしまい
キリ・ゴンザレスと交代。35分


書いている内容だけではとてもすべてを
お伝えできないほどたくさんのプレーが飛び出す。
時間の流れも早く感じられる好ゲーム。


インテルのコーナーキックからのこぼれ球を
スタンコヴィッチがシュートに行ったところ
キエッリーニが強引なタックルで止め反則。
イエローカードが提示される。42分


そのファールで得たフリーキックをアドリアーノが
直接ねじ込むも判定はノーゴール…
間接フリーキックを直接入れてしまったのが
原因だそうですが、何か疑問符が沸く…


スタジアムに怒号が鳴り響く中ロスタイムに突入。
3分間も激しい展開のまま前半終了
インテル 0-0 ユベントス



 


 



-後半-


前半に気持ちの高ぶりを押さえられないのか
開始からお互いのマッチアップでの削りあいが激しい。
フィーゴが削られてピッチから離れたところで
試合は中断。5分


再開後は当たりはやや弱くなってボールが動く状態に。
11分にマルティンスがドリブル突破から
折り返したボールでしたが、アドリアーノの
「右足」に収まってしまいシュートチャンスを逸する。


更に13分。フィーゴのクロスがDFに当たり
マルティンスの足元に。シュートを打つも
ボールは壁に当たってラインの外へ。


沈黙が破られて18分。後方からのロングボールが
右サイドのカモラネージに収まりセンタリング。
インテルDFの間をすり抜けたボールに走りこんできた
イブラヒモヴィッチが押し込んで均衡が破れる。
インテル 0-1 ユベントス


ビハインドを背負ったインテルが猛攻をかけるも
ユベントスは必死に防御する。
そして24分。イブラヒモヴィッチとデル・ピエロの交代。


マルティンスとフリオ・クルスが交代すると
インテルの猛反撃開始。ユベントスゴール前で
何本もシュートを放つもボールは全部壁に当たる。


しかし、そこから得たコーナーキックから
サムエルのヘディングシュートが決まり同点に。
インテル 1-1 ユベントス 27分


カモラネージが足をつりムトゥと交代。30分


お互い負けられないという意地のぶつかり合いで
試合は更に激しさを増していく。
1回1回のマッチアップがまさに「潰しあい」


ゴール正面23メートルでコルドバがネドベドを倒す。
そのフリーキックをデル・ピエロが直接ねじ込む。
インテル 1-2 ユベントス 40分


後が無くなったインテルが反撃するも
ヴィエラと競り合ったカンビアッソが
膝を入れてしまいイエローカードに42分


ロスタイムは5分。ルーズボールを競り合った
ネドベドが足を高く上げすぎて今度こそ
正式な「間接フリーキック」。ワンタッチの後
レコバが蹴ったボールはバーを叩いてチャンスが消える。
(レコバはアドリアーノとの交代で途中出場)


その後の混戦で両者が小競り合いする場面も


そしてそのまま試合は終了。


インテル 1-2 ユベントス


アドリアーノのフリーキックの際
審判は助走に入ってから「間接」を表す
腕を上げる仕草をしたことに疑問が拭えず…


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コメント 2

コメントの受付は締め切りました
如雪

TBありがとうございます。
とてもちゃんとレポされていて写真もきれいで、拙ブログと比べると恥ずかしい限り・・・でもTBさせていただきますね。
by 如雪 (2006-02-14 21:44) 

バッジオ

如雪さんTBありがとうございます。
普段はミラン戦中心に見ているので、「イタリアダービー」の
記事を書いているブログを探していたら見つけたのでTBさせていただきました。
僕のレポは実況ぽく書いているので、主観が少ないです。
なので、如雪さんみたいな主観を書いてらっしゃる方の意見を見ると
「こういう見方もあるんだな」と参考になります。
by バッジオ (2006-02-14 23:42)