サンプドリア×ミラン (05-06 3節) [AC MILAN(ミラン)]
セリエAも3節を迎え、ミランはアウェイでサンプドリアと対戦。
マルディーニがセリエA歴代1位タイに並ぶ570試合に出場のメモリアルゲーム
★歴代1位はディノ・ゾフ(元・イタリア代表GK。82年W杯優勝)
ミランのスターティングメンバー
GK=ジーダ
DF=カフー、スタム、マルディーニ、カラーゼ
MF=ガットゥーゾ、ピルロ、カカ、セードルフ
FW=シェフチェンコ、ジラルディーノ
前半から攻守の入れ替えが激しいゲーム。7分にはマルディーニが
腰を強打して倒れたり、開始10分でカラーゼ、セードルフにイエローカードが…
10分過ぎからはミランが中盤でお得意のポゼッションサッカーを展開。
サンプドリアはゴール前を固めてカウンター狙い。
ミランの2名にイエローカードが出ましたがサンプドリアのチェックも強烈。
これぞ「セリエA」って感じでした。
18分。ピルロのパスをシェフチェンコがダイレクトでヒールパス!
オフサイドラインをかいくぐったジラルディーノが冷静に流し込んでゴール!!!
待ちに待った移籍後初ゴールが生まれました♪
熱い「削りあい」の中でもゲームはやや小康状態。
お互いシュートまで至らない状態が続きました。
25分。セードルフのクリアミスがゴール前に詰めていたザウリの足元に
しかし、シュートはジャストミートせずジーダの正面に。
その後サンプドリアは2本のコーナキックをGETするもゴールにはならず。
30分。セードルフのロングパスがシェフチェンコの足元へ。
そのままゴール奥までえぐって折り返すも、詰めていたジラルディーノの
シュートは大きく枠を超えてしまい追加点ならず…
34分。ガトゥーゾが奪ったボールをグラウンダーでセンタリング。
ダイレクトでシェフチェンコがシュートするもボールは僅かに枠を捉えきれず。
38分。リスタートからこぼれたボールをトネットがゴール前に供給し
カステッリーニがヘッドを放つもボールはバー直撃。
しかし、跳ね返ったボールをボナッツオーリがボレーで決め同点に。
43分。カラーゼ→カカの連携で左サイドを攻略し、中央に陣取るピルロへ
パスを供給し前線のジラルディーノへ送るもサンプDFに阻まれました。
前半終了。1-1
後半開始から激しいボールの奪い合いが展開。中盤からゴール前付近で
お互いが火花を散らしてました。5分近くからミランがサンプ陣内で
パスを繋いでいく展開になりましたが、サンプは僅かな隙を狙っていました。
ミランがボールをキープする時間が増えていくと、ホームのサンプサポーターが
黙っていません。耳をつんざくようなブーイングが場内に響き、
じれてしまったのか?ファウルを犯しイエローカード。
12分。サンプはザウリに替えてフラーキを投入。
直後、ディアーナがカラーゼからボールを奪取しセンタリングをあげると
ファーサイドにいたトネットが叩き込みサンプが逆転…
16分。マルディーニがゴール前までオーバーラップ。
シュートの跳ね返りがシェフチェンコに渡るもシュートはキーパーに弾かれ、
直後のコーナーキックからのジラルディーノのシュートもキーパー正面へ…
ガットゥーゾに替えセルジーニョを投入し波状攻撃を試みるも
ゴール前に陣取るサンプDFにことごとく弾き返される嫌な状態に…
サンプはパスの出どころ&収まりどころをピンポイントでチェックしてくるので
ミランは攻め疲れ、そこにカウンターが浴びせられるので見てて
イライラ感が募ってきます…
27分にピルロからアンブロジーニにチェンジ。
攻めるミラン、守るサンプの図式は相変わらずなんですが
当然、時間が経つに連れサンプの守りの意識が強固になりました。
それを打開するためにミランはDFカフーからFWビエリに交代で対応。33分
そうするとサンプは猛攻を仕掛けミランのゴール前を脅かしますが
得点には至らず。ミランが反撃に転じるもなかなか攻撃の糸口が
見つからず、ゴール前でフリーキックを確保するのが精一杯…
キッカー・ピルロがすでにベンチに下がっていたのでビエリが蹴るも
キーパーが見事なパンチングでセーブ。
40分近くになるとミランに焦りの色が見え始めラフプレーが顕著に。
それでも必死に押し込むんですが突破口が見えない…
ロスタイムは4分。猛攻を交わされカウンターで時間を使われるという
最悪な展開…選手交代も全く機能せずミラン今期初黒星…
1-2の逆転負け…
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