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2018/06/17 #WorldCup #Rusia2018 [2018 FIFA WORLD CUP]

相手のミスをひたすら
塗りつぶして行くような
戦術を自分が勝手に

「ペインテッドサッカー」
(Painted Soccer)
という造語を作りました。

勝つ為には最適解な
戦術ながら興行としての
面白さが損なわれる感じが

広い会場で上半身裸の
男達がリングに寝転がって
関節を取り合いっこする
総合格闘技を連想し

そのリアルな部分が時に
退屈や飽きを誘発し
浅い知識で楽しめる
余地が少なくなって
きている気がします。

現地時間6月17日に
行われた3試合は
「ペインテッドサッカー」
による膠着が
見受けられたと感じた
3試合だったので
一つの記事にまとめました。

2018/06/17(グループE・1節)
コスタリカ 0-1 セルビア
0-1 56分 コラロフ(セルビア)

前評判の高くないチームでも
高い技術を持った選手による
連係練度を高めることにより

守備で鉄壁のディフェンス
ラインやゾーンを作ることができ
強国相手に善戦・金星を
挙げることが出来るのが
近代サッカーの醍醐味

崩すには一撃必殺の
フリーキックやセットプレー
ロングやミドルのシュート
などがありますが
今回はコラロフの
フリーキック一閃が
勝負を決めました。


2018/06/17(グループF・1節)
ドイツ 0-1 メキシコ
0-1 35分 ロサノ(メキシコ)

ドイツ一番のライバルは
前回優勝国というプレッシャー
(弱気で後ろ向きな私)
この枷がついた途端
鈍重になるドイツを見ていたら

前回優勝国として
灼熱のアメリカで苦戦する
トーマス・ヘスラーや
アンドレアス・メラー

不甲斐なさにいらついて
客席に向かって中指を
突き立てた結果
代表チームを追放された
シュテファン・エッフェンブルグ
の姿が脳裏をよぎった。


2018/06/17(グループE・1節)
ブラジル 1-1 スイス
1-0 20分 F・コウチーニョ(ブラジル)
1-1 50分 ツバー(スイス)

弱者の戦法で作られる
鉄壁のディフェンスを崩すのに
コウチーニョのミドルは
有効打ですが

それを生み出すために
相手ディフェンスラインの
ズレをチーム一丸となって
作ることがスタートダッシュ
出来なかった優勝経験国に
課せられた課題だと思いました。


【後記】
サッカーの祭典という
祭りの高揚感とか
ナショナリズムや
おらが村のクラブ
みたいな郷土愛抜きで
このサッカーを通年
堪能出来る人は相当な
サッカー通だと思います。

王国や強国も関心が
薄れているというデータが
出てきている中
高額な選手の移籍金や
年俸を支える放映権料を
払ってくれる新興国への
市場拡大目的であろう

出場枠の拡大や
夏休み返上の
ワールドツアーが
それを裏付けて
いる気がします。

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