前半
5分。セルジーニョのクロスを競り合ったクフレが
ジラルディーノを倒しPK。カカが決めて先制!
ミラン 1-0 ローマ
早い先制点のためか、やや消極的に。
ローマの攻勢が続く中、得意のパスワークと
カウンターを駆使して反撃。
22分にはオフサイドながらインザーギがゴールを
予感させる飛び出しを見せる。
25分過ぎからポゼッションを取り戻したミランでしたが
ローマにカウンターを許すとガットゥーゾがペロッタを
イエローカードを貰うファールで止め、FKを上がっていた
メクセスがヘッドを決めて同点に。34分
ミラン 1-1 ローマ
直後、ローマはダクールを下げて
長期欠場開けのトッティを投入する。
「勝ち点3」を取らないとすべてが水の泡になる両雄。
激しい削りあいからチャンスを模索する。
ミランはコーナーキック2本、中盤でのパスワークで
チャンスを作るもゴールに結びつかず前半終了。
ミラン 1-1 ローマ
レッジーナ 0-1 ユベントス
後半
開始から猛攻を掛けるミラン。
カカのシュートがDFに当たると、ローマはトッティの
ファンタジー溢れるパスから流れを掴み反撃。
その後、カカがドリブルで中央突破を計るも
デ・ロッシの防御に止められ、FKからの
ジラルディーノの反転ボレーは枠を捕らえられず。
華麗なパス回しでチャンスを作るも
ローマのラインコントロールの前に
オフサイドでチャンスが潰れるミラン。
その後も中央突破やサイド攻撃で
ローマを揺さぶるもゴール前を固める
ローマディフェンスに跳ね返される。
23分。セードルフとルイ・コスタの交代(ミラン)
ローマはマンシーニとアルバレスを交代させる。
波状攻撃が身を結ばないミランは
30分にシミッチとカフーを交代させる。
クフレとロージの交代のローマ
インザーギとアモローゾの交代のミラン。
メクセスのシュートがネスタの腕に当たるも笛は鳴らず
カウンターでドリブルからペナルティエリアに進出した
カカが倒されるも笛は鳴らない。
話題の八百長疑惑がクローズアップされる展開に。
ピルロのクリアミスからタッデイがジーダと1対1に
右隅を狙ったシュートはジーダが右腕1本で弾く。
カウンターからガットゥーゾの折り返しを
ジラルディーノへ折り返したところ
ボボがジラルディーノのユニフォームを引っ張りPK
ボボは1発レッドカードで退場。44分
そしてPKをアモローゾが決めて逆転!!!
ミラン 2-1 ローマ
ロスタイム3分を今期最後の「鳥かご」を披露しタイムアップ!
ミラン 2-1 ローマ
今期のミランを象徴するような終盤の劇的な
逆転で勝利を勝ち取りました。しかし
レッジーナ 0-2 ユベントスで試合が終了したため
優勝はユベントスに決定しました。
相次ぐ主力の怪我、格下相手の取りこぼしなど
肝心なところでの勝ち点の積み上げが出来なかったことが
2シーズン連続で2位に甘んじたと思います。
放送中にエース・シェフチェンコの退団を知り
老朽化しているDF陣のバックアップなど
来期に向けての大幅な補強が急務だと思います。
今後は話題の八百長疑惑の裁決に注目が集まりますが
サッカーと言う素晴らしいスポーツに影を落とさないことを祈ります。
今シーズン、ミランの応援をテレビ観戦で続けて来ましたが
今日の試合のような劇的な逆転劇を何度も見れた事が
物凄く楽しかったです。
6月からはワールドカップが始まります。
ミランの選手のうち、ジーダ、カカ(ブラジル)
シミッチ(クロアチア)、カラッツ(オーストラリア)と
日本と直接対決する国の選手が揃っています。
しばし、敵になりますがお互いの健闘を祈り
夏には再びミランに戻って活躍をしてくれる事を願います。
FORZA!!!MILAN!!!