会場はミランのホーム
「サンシーロ・スタジアム」

本日のスタメン…
GK=ジーダ
DF=カフー、スタム、マルディーニ、カラーゼ
MF=ガットゥーゾ、ピルロ、カカ、セードルフ
FW=シェフチェンコ、ビエリ


ミランがPSV陣内でゲームを組み立てる展開。
PSVがボールを奪うと、前線にロングボールを放り込むのを多用する。
ミランDF陣の弱点「高さ」を狙ってる意図が見えました。


前節、ミランと対戦したシャルケもそうだったんですが、ピルロ-カカの
センターラインにボールが入ると執拗なプレスが襲い掛かって来る。
それを見越したミランはガットゥーゾが囮になったり
ピルロがサイドに散るなど工夫は欠かさない感じを受けました。


20分くらいまでほとんどボールに絡まず心配したセードルフですが、
彼がボールに絡む機会が増えてくるとミランのチャンスが拡大。
カカがこの日放った2本目のミドルがキーパーの手を弾くと
ボールはゴール前に詰めていたセードルフの元へ。
しかし、これを決めることが出来ずにチャンスを逸する。


35分を過ぎたあたりから膠着状態に入り、お互い決定機を見出せぬまま
前半終了間際、ピルロが放ったミドルがゴールバーの上を通過し前半終了。
シェフチェンコが交替を要求するという不安を残して後半戦へ。