日本代表W杯終了 [2006 FIFA WORLD CUP]
日本代表が敗退しました。結果は0勝1分2敗勝ち点1
得点が2に失点が7と数字上ではグループリーグ突破の
可能性は全くありません。
ジーコジャパンの4年間の集大成が今回のW杯だったはず。
その「本番」で結果が出せなかったわけですから
残念ながら失敗と言わざるを得ません。
それでもアジアカップで優勝したり、実力でW杯出場を
勝ち取ったわけですから成果はありました。
今後はそれをどうやって次の世代に
繋げて行くかが一番の課題だと思います。
技術力や精神力がいきなり成長するわけはないので
今まで培った物を一つ一つ積み重ねて行くしか道は無いと思います。
監督や選手にばかり責任を押し付けるのではなく
サッカー界全体が強くなるために
「組織的」になる必要があるのではないでしょうか?
いろいろな憶測が飛んでいますが真実は分かりません。
でも、我々素人を納得させるには目に見える結果を
提示することが必要だと思います。
百年構想の通過点のはずですから「ありがとう」とか
「お疲れ様」とかは言うつもりはありません。
世界で一番愛されているスポーツ「サッカー」が
本当の意味で日本にも定着する事を祈ります。
それでは、例年通りのW杯観戦に戻ります。
金言 [2006 FIFA WORLD CUP]
開幕してから6日目まで書いていたレポは辞めました。
2戦目に入ると、トーナメント進出がかかるので
本来の力が出せないところもあるし。
見ていてずっと「日本もこうすれば…ああすれば…」って思うようにもなったし。
身体的なもの、技術力で無理なのは分かっていても、
同じ土俵に立った以上やってやれないことは無いと思います。
まだ、すべてが終わったわけではないので、
あれこれ言いませんがこれだけは記しておきます。
今を戦えない者に次とか
来年とかを言う資格はない
~ロベルト・バッジョ~
綺麗に枠に飛ばそうが、明後日の方向にシュートしようが
ゴールネットを揺らさなければ記録上は「ノーゴール」。
他人に責任を転嫁させる発言は控えてもらいたい。
デイリーレポでも書きましたが「サッカーは11人でやるもの」ですから。
2006 W杯 6日目 [2006 FIFA WORLD CUP]
スペイン 4-0 ウクライナ
サッカーは11人でやるもの。突出した人間がいても
残りの10人がそれに殉ずるレベルで無いと
エースを押さえられたら終わり。
戦術も一辺倒では、相手に読まれた時点で
無力になるのは明白。
チュニジア 2-2 サウジアラビア
少ないチャンスを確実に物にする。試合を諦めない精神力。
同大陸のライバルと、4年前の敗者が身を持って教えてくれた。
「百聞は一見にしかず」
間近で繰り広げられている「教科書」から
ヒントをつかむことも大いにあると思われ。
ドイツ 1-0 ポーランド
国の威信を賭けて戦う。
これがW杯における代表選手に課せられた使命。
出来る出来ないじゃないやるかやらないか。
「教科書」はどんどん教訓を刻んで行く。
敗者もそれを体現した。
2006 W杯 5日目 [2006 FIFA WORLD CUP]
韓国 2-1 トーゴ
システムチェンジと選手交代の妙。これがすべて
残り欧州2カ国にどれだけ通用するかが今後の見所。
トーゴが一番アフリカらしさを見せてくれましたが
ファールの多さ、肉体への負担と短期間での
戦い方としてはリスクが高すぎると思う。
フランス 0-0 スイス
お互いの手の内が分かりすぎて膠着。
欧州予選も同組で、0-0、1-1と
決着がつかなかっただけに予選とは違う
変化が欲しかったんですが。
ドメネクの星占いで先発トレゼゲと出ればもしや?w
ブラジル 1-0 クロアチア
ブラジルの「試運転」が終了。
要所をきちっと締め、最小特失点で
勝つところは最早お家芸。
クロアチアは疲弊しましたが
次戦に向けて仕上げはしてくるはず。
あえて言うならこちらも「試運転」かも?
間違っても「ブラジル戦に見るクロアチアの弱点」
なんて揚げ足取りのVTR垂れ流して
講釈を垂れる評論家が出てこないことを祈る。
2006 W杯 4日目 [2006 FIFA WORLD CUP]
オーストラリア 3-1 日本
ヒディンク監督の執念が実った感じ。
高さにこだわり続け、日本の集中力を断ち切ったのは見事。
その後の2点は、日本の集中力の途切れをついた形。
押し込まれていた時間が長かったので、最前線の選手交代で
高い位置からのプレスという選択肢はなかったのかな?
大黒&玉田のスピードは足が止まった相手には有効だと思ったんですが。
坪井のアクシデントで予定が狂ったか?
見通しは暗くなった日本ですが、他のチームの状況次第では
流れが向く可能性もあるので諦めずに戦って欲しい。
トリノ五輪、WBCから何も変わっていない世論に辟易…
アメリカ 0-3 チェコ
中盤の構成力が売り物の両チームですが
自力の差が如実に現れた感じ。
ロシツキーのミドルがアメリカには致命的になったかと。
点差をつけたこともさることながら
下がる事を許されない状況に追い込まれたので。
可能性のある長距離砲の怖さを痛感。
イタリア 2-0 ガーナ
ピルロ起点の長短のパスワークに
サイド攻撃、素早いカウンターと
さながらミラン戦を見ているような錯覚に陥る。
ネスタ、ピルロ、ジラルディーノと各ラインに
ミランの選手がいるせいか?
先制点もピルロの右足からと
ミランファンにはたまらない展開。
セリエA中継観戦時は憎らしいくらい強固な
カテナチオを披露する、ブッフォンやカンナバーロの
ユベントス勢もアズーリだと頼もしく見えるw
欧州中継でお馴染みのタレントを擁するガーナでしたが
アンゴラでも触れましたが欧州スタイルにスポイルされてるので
アフリカ勢の魅力であるいい意味での雑さが鳴りを潜めてるのが残念。
それでも速攻に転ずるスピードやあり得ない
位置からの長距離砲発射など随所に片鱗は伺えました。
「アテネ経由ドイツ行き」のチケットを
より多く手にしたのはガーナでした。
( ,_ノ` )y━・~~~ <溜まってた鬱憤が少し晴れた…w