ノルウェー(Norway)×チェコ(Czech) (W杯プレーオフ 1st・leg) [2006 FIFA WORLD CUP]
ウレボール・スタジアム(ノルウェー・オスロ)でのゲーム。
厳寒の地ノルウェーなのでピッチコンディションは最悪。
枯れた芝の上に砂を撒くなど選手の怪我が心配になるほど。
代表チームの戦いはあまりお目にかかれない両国なんですが、
ノルウェーにはカリューやリーセ
チェコにはネドベド、ツェフ、バロシュ、シュミチェル、
そしてミラン所属のヤンクロフスキなど
欧州のビッグクラブで活躍している名前がチラホラと。
リーセとシュミチェルはリバプールでのチームメイト同士。
フランスの大逆転1位出場の立役者ジダンに触発されたのか
ジダンと同い年のネドベドが代表に復帰していました。
ピッチコンディションが最悪なので、お互いロングボールで
攻めることが多く見受けられました。
15分に差し掛かったあたりから両雄チェックが激しく
ファールすれすれのプレーの応酬。
ゴールを脅かした回数は、チェコ>>ノルウェー
才能のあるタレントを多く抱えてるチェコ優勢か?
試合が動いたのは32分。ネドベドからのパスが右サイドを
駆け上がったポボルスキーへ。中央へのセンタリングを
シュミチェルがヘッドで決めて先制。
激しい当たりは続いていたんですが、やや小康状態。
砂でバウンドが変わるのでそこからのミスがお互いに心配。
危険なスライディングを犯したネドベドにイエローカード。
ロスタイム約1分を消費して前半終了。
0-1 アウェイのチェコがリード。
-後半-
始まって10分くらいしてから両者猛攻開始。
やはりネックなのはピッチに撒かれた「砂」
制御が効かないので悪戦苦闘の連続。
15分に1TOPを張ってたチェコのバロシュがMFのポラークと交替。
先制したもののアウェイのチェコは守備固めか?
決定機が見出せない両雄。お互いに選手交代で対応。
ブラーテン、オルストを投入したノルウェー、
シュミチェルを下げハインツェを入れ更に守備固めをするチェコ。
残りは10分。
残り2分でお互い3人目の交代を済ませ最後の勝負へ。
選手交代をしたものの劇的な変化は現れなかったんですが
45分にノルウェーがゴール前でフリーキックを獲得。
しかし、ゴールには結びつかずロスタイムを消費して試合終了。
アウェイのチェコが先勝して16日(日本時間17日)の
2nd・legでW杯の出場切符を賭けます。
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