ミラン×PSV(05-06 CL3節) [AC MILAN(ミラン)]
会場はミランのホーム
「サンシーロ・スタジアム」
本日のスタメン…
GK=ジーダ
DF=カフー、スタム、マルディーニ、カラーゼ
MF=ガットゥーゾ、ピルロ、カカ、セードルフ
FW=シェフチェンコ、ビエリ
ミランがPSV陣内でゲームを組み立てる展開。
PSVがボールを奪うと、前線にロングボールを放り込むのを多用する。
ミランDF陣の弱点「高さ」を狙ってる意図が見えました。
前節、ミランと対戦したシャルケもそうだったんですが、ピルロ-カカの
センターラインにボールが入ると執拗なプレスが襲い掛かって来る。
それを見越したミランはガットゥーゾが囮になったり
ピルロがサイドに散るなど工夫は欠かさない感じを受けました。
20分くらいまでほとんどボールに絡まず心配したセードルフですが、
彼がボールに絡む機会が増えてくるとミランのチャンスが拡大。
カカがこの日放った2本目のミドルがキーパーの手を弾くと
ボールはゴール前に詰めていたセードルフの元へ。
しかし、これを決めることが出来ずにチャンスを逸する。
35分を過ぎたあたりから膠着状態に入り、お互い決定機を見出せぬまま
前半終了間際、ピルロが放ったミドルがゴールバーの上を通過し前半終了。
シェフチェンコが交替を要求するという不安を残して後半戦へ。
アンチェロッティ監督に直訴?して後半も出てきたシェフチェンコでしたが、
セードルフが放ったミドルに詰めた際キーパーと交錯して完全にアウト…
交代要員としてインザーギを投入。この時後半4分。
これによりビエリとインザーギと言う
「同い年で以前、一人の女性を奪い合った2TOP」が完成w
この「ボボ・ビエリ」と「スーペル・ピッポ」のコンビが出来上がった途端
ミランの怒涛の波状攻撃が始まりました。ゴール前でインザーギが得た
フリーキックやカカのミドルシュートなど再三チャンスを作りますが
PSVディフェンスの必死の防御で跳ね返される残念な展開に…
PSV陣内で細かいパスを繋ぎ、僅かな綻びを見出そうとするミランでしたが
効果的な打開策が見つからないまま試合は後半25分を過ぎて行きました。
ここで、セードルフをセルジーニョに交替し再度仕切り直し。
残り10分を切るとPSVは「アウェイでの勝ち点」を狙いディフェンス重視の
フォーメーションに以降。時折見せるカウンター攻撃も迫力を欠いていました。
ロスタイムは4分。ミラン最後の猛攻も実らず…0-0のスコアレスドローで終了。
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